大城のコレクション手帖 vol.2

大城のコレクション手帖 vol.2

売らずに運用する、ということ

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2024年10月から、6億円超のコレクションを一点も売らずにZMATで運用しています。保管コストをリワードで補填しながらインカムを得る仕組みの、1年7ヶ月目の全記録を開示します。

ポートフォリオ スナップショット(2026年5月時点)

総評価額:¥629,733,800

保有の内訳

カテゴリ別

※ 増減率は購入価格を登録済みのアイテムをベースにした参考値です。一部未登録のアイテムがあるため、実際の増減とは異なる場合があります。随時精度を上げていきます。

ZMATレポート — 2024年10月より運用中(1年7ヶ月)

¥538,177,900のコレクションが、売らずに働いています。

年間リワードⓏ147,291は、2026年5月23日現在のレートで**¥2,066,923相当**です。この数字は契約によりコミット済みですが、円換算はZMAT価格と為替により変動します。

参考レート比較

保管コストとのバランス

※ 円換算はZMAT/USDT・USD/JPYレートにより変動します。上記は2026年5月23日時点の参考値です。

01 — 売らずに運用する、ということ

2024年10月から、保有コレクションの一部をZMATの仕組みに乗せています。¥538,177,900分のコレクションを10年間の保管管理契約に入れ、その対価として年間Ⓩ147,291のリワードを受け取る契約です。運用開始から1年7ヶ月が経ちました。

シンプルに言うと、コレクションを売らずに持ち続けながら、保管コストをリワードで賄い、さらにインカムが生まれる仕組みです。

コレクションを手放さずに、コレクションが働く。これがCollect to Earnの本質です。

02 — ZMATの価格が下がっていても、本質は変わらない

正直に書きます。ZMAT/USDTは契約時の$0.200から現在$0.0882まで下がっています。円換算でのリワード価値は、契約時と比べると半分以下です。

ただ、僕がこの契約で最初に確認したのはZMATの価格ではありませんでした。

年間保管コスト¥946,000に対して、現在レートでも年間リワードは¥2,066,923。保管コストをリワードがカバーしたうえで、実質¥1,120,923のプラスになっています。ZMATの価格が下がった今でも、この構造は成立しています。

これが、僕がこの仕組みを評価している理由です。値上がりを期待して入ったわけではない。コレクションを持ち続けるコストが、保有することで賄われる。その構造に意味があると思っています。

03 — 全部を固めない、という判断

今回の契約に入れたのは¥538,177,900分。ポートフォリオ全体¥629,733,800のうち、残りの約¥91,555,900は自由保有分として残しています。

ZMATの契約期間は1年から10年まで年単位で選べます。期間が長いほど利率が高い。10年を選んだのは、最高利率であることと、このコレクションには長期保有にコミットできるという確信があったからです。

10年契約に入れると、条件を満たさなければ自由に出庫できなくなります。使う可能性があるもの、売却の選択肢を残したいものは契約に入れていません。これはコレクターとしての正直な判断です。

全部を固めるのが正解ではありません。流動性を残しながら、長期保有にコミットできる部分だけを仕組みに乗せる。その使い分けが、ノスタルジー投資の実践だと思っています。

04 — コレクターが増えれば、この仕組みは育っていく

ZMATはコレクションを担保にしたRWAトークンです。仕組みの詳細はまた別の機会に書きますが、要点だけ伝えると——コレクターが増え、ZMATを保有する人が増えるほど、トークンの価値が上がっていく構造になっています。

僕一人がこの仕組みを使っても、ZMATの価格は動きません。コレクターみんながコレクションを持ち続け、みんながこの仕組みに参加することで、はじめてエコシステムが育っていきます。

このクラブで一緒に学んでいる会員のみなさんが、いつかそれぞれのコレクションでこの仕組みを使うようになったとき、お互いの保有がお互いの価値を支え合う関係が生まれます。それがCollect to Earnの本当の姿だと思っています。

05 — コレクションとして持つ意味

高校生のとき、祖父からロレックスのオイスターパーペチュアルデイトをもらった。特別高価なものではなかったけれど、ずっと手放さなかった。売ろうと思ったことも、正直ある。でも手放せなかった。好きだったから。

あのとき手放さなかったから、今がある。そう思えるコレクションを持ち続けることが、ノスタルジー投資の原点です。ZMATはその「持ち続ける」という行為に、初めて経済的な構造を与えてくれる仕組みだと思っています。

売らずに持ち続けることに、意味がある。その意味が、時間とともに価値になっていく。それがコレクションというものの本質だと、僕は思っています。

今週の観察点

今週観察するべきは、自分のポートフォリオの中で「10年持ち続けられる確信があるもの」が何かを考えることです。それがZMATの仕組みに乗せられるかどうかは関係ありません。その問いに答えられるコレクションを持っているかどうか、それがノスタルジー投資の出発点です。

あなたのコレクションの中で、10年後も手元に置いておきたいものは何ですか?

大城 崇聡 / Collection Bank 代表取締役 / ノスタルジーコレクションクラブ 主宰
保有 1,158アイテム・評価額 ¥629,733,800